朝から気になってる事

大阪・豊中の高１男子自殺：母が手記「死にたいと思っているあなたへ」　発覚から１年 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

朝見たテレビで取り上げていたこの話題。遺された者の悲しみや憤り、やり場のない怒りややるせなさ、後悔などが伝わってきます。
そしていろいろな事を考えさせられました。


ご遺族のご心痛はとても良く解りました。その上で百歩…いや一万歩か、それ以上譲って頂いて、死にたい方の人の気持ちを考えた場合。遺された者がこれ程まで辛い思いをする事が解っていてもなお耐え難い苦痛があったのだとしたら、それを闇雲に「死ぬのは良くない、生きろ」という言葉だけでその死に急ぐ気持ちを引き留められるのでしょうか。

たとえばわたしの友人なり知り合いなりが死を仄めかすような事があった場合。どうやって止めたらいいんだろう。「これからきっといい事があるよ！」なんて無責任な事は言えません。もしも身体に重大な病気があったとして辛くて仕方がないのだとしても、代わってやる事は出来ません。お金がなくて厳しいとしても…うう…ウチも困ってますぅ～(T▽T)結構切実。ゴメン、出せない！(もしかしたらわたしの方が貧乏拗らせてるかもしんない…)　「死ぬのは大罪だよ」などと脅すなんて事はとてもじゃないけど出来ません。

かなり切羽詰まっていたら、取り敢えず病院に連れて行く…かな～？
んで取り敢えず掛けられる言葉は「後悔出来るのは生きているうちだけ。死んだらそれすらも出来ない。未来は一切なく、過去が残るだけだけど、それでもいいの？もう少し考えてみない？」…かな？


それすらもなく、突然いなくなってしまったら。
…
…
ごめんなさい、想像が付かないです。


こんな無責任で非情な事を書くわたしは、「あなたは何故生きているのですか？」と訊かれても返答が出来ない愚か者です。特に生きていたい理由もなく、また死ぬ理由もなく。「目障りだから死ね」と仰る方には「じゃあ殺してよ」と言ってしまいかねません。
これはこれで病んでるとは思うものの…病院で治る類のものではないような気がする(汗)

年間の自殺者が交通事故死者の3倍という昨今、他人事じゃない。人生を「生き抜く」って難しいなぁ…。